春分、春の雷が鳴る頃に生まれたあなたへ
三月三十日の詩箋

3月30日の詩箋:杜牧「江南春」千里鶯啼緑映紅、水村山郭酒旗風… 誕生の漢字〈鶯〉

誕生の漢字

うぐいす
声で人を元気にする人
杜牧 風流人タイプ
季節の美しさに敏感なおしゃれな人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「雷乃発声」(かみなりすなわちこえをはっす)の頃。

書き下し文

千里鶯啼緑映紅 水村山郭酒旗風 南朝四百八十寺 多少楼台煙雨中

千里せんり 鶯うぐいす啼ないて緑みどり 紅くれないに映えいず

水村すいそん 山郭さんかく 酒旗しゅきの風かぜ

南朝なんちょう 四百八十寺しひゃくはっしんじ

多少たしょうの楼台ろうだい 煙雨えんうの中うち

現代語訳

千里にわたって鶯が鳴き、緑が紅に映える。水辺の村にも山沿いの町にも、酒屋の旗が風になびく。南朝の四百八十寺——いくつもの楼台が、煙る春雨のなかに霞んでいる。

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杜牧(晩唐)|七言絶句

添えの一首

雨過山村 王建
雨の村、くちなしの花がのんびり咲く。