菊の花がひらく季節に生まれたあなたへ
十月十七日の詩箋

10月17日の詩箋:王維「山居秋暝」空山新雨後、天気晩来秋… 誕生の漢字〈清〉

誕生の漢字

せい
澄んだ心をもつ人
王維 詩仏タイプ
静けさの中に美を見つける人

この詩を分かちあう誕生日:8月17日

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この日の暦

七十二候「菊花開」(きくのはなひらく)の頃。

書き下し文

空山新雨後 天気晩来秋 明月松間照 清泉石上流 竹喧帰浣女 蓮動下漁舟 随意春芳歇 王孫自可留

空山くうざん 新雨しんうの後のち

天気てんき 晩来ばんらい 秋あきなり

明月めいげつ 松間しょうかんに照てり

清泉せいせん 石上せきじょうに流ながる

竹たけ喧かまびすしくして浣女かんじょ帰かえり

蓮はす動うごきて漁舟ぎょしゅう下くだる

随意ずいいなり春芳しゅんぽうの歇やむこと

王孫おうそん 自おのづから留とどまるべし

現代語訳

空山に新しい雨が降り、天気は晩秋に入った。明月が松の間にあり、清泉が石の上を流れる。竹の喧しさに浣女が帰り、蓮を動かして漁舟が下る。春の芳は意のままに歇き——王孫よ、自ら留まることができる。

「山居秋暝」をくわしく読む →

王維(盛唐)|五言律詩