霜降のさなか、紅葉が燃える頃に生まれたあなたへ
十一月五日の詩箋

11月5日の詩箋:元稹「菊花」秋叢繞舎似陶家、遍繞籬辺日漸斜… 誕生の漢字〈秋〉

誕生の漢字

あき
実りを静かに喜べる人
元稹 花守タイプ
小さな美しさに最初に気づく人

この詩を分かちあう誕生日:9月5日

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)の頃。

書き下し文

秋叢繞舎似陶家 遍繞籬辺日漸斜 不是花中偏愛菊 此花開尽更無花

秋叢 舎を繞めぐりて陶家に似たり

遍く籬辺を繞れば日漸く斜めなり

是れ花中 偏ひとえに菊を愛するにあらず

此の花開き尽くせば更に花無し

現代語訳

秋の菊の茂みが家をめぐり、陶淵明の家のよう。垣根をぐるりと見て歩くうちに日も傾いた。花の中で菊だけをひいきしているのではない。この花が咲き終えれば、もう咲く花がないからだ。

元稹(中唐)|七言絶句

添えの一首

送王十八帰山寄題仙遊寺 白居易
紅葉を焚いて酒を温める、秋の風流。