大鹿が角を落とす頃。梅の一首を、あなたへ
十二月二十八日の詩箋

12月28日の詩箋:盧梅坡「雪梅 其一」梅雪争春未肯降、騒人擱筆費評章… 誕生の漢字〈雪〉

誕生の漢字

ゆき
凛として、やさしい人
盧梅坡 風流人タイプ
季節の美しさに敏感なおしゃれな人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「麋角解」(さわしかつのおつる)の頃。

書き下し文

梅雪争春未肯降 騒人擱筆費評章 梅須遜雪三分白 雪却輸梅一段香

梅雪 春を争ひて未だ肯へて降くだらず

騒人 筆を擱おきて評章を費やす

梅は須らく雪に三分の白を遜ゆずるべく

雪は却って梅に一段の香を輸ゆす

現代語訳

梅と雪が春一番の美しさを争ってどちらも譲らない。詩人は筆を置いて判定に頭を悩ます。白さでは梅が雪に少し負けるが、香りでは雪が梅にひとつ及ばない。

盧梅坡(南宋)|七言絶句

添えの一首

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夜が明けきる前から、春はもう来ている。