雉が恋の声をあげる頃。梅の一首を、あなたへ
一月十七日の詩箋

1月17日の詩箋:王冕「墨梅」我家洗硯池頭樹、朶朶花開淡墨痕… 誕生の漢字〈家〉

誕生の漢字

いえ
まわりに安心をつくる人
王冕 清廉タイプ
飾らず、まっすぐな清らかさをもつ人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「雉始雊」(きじはじめてなく)の頃。

書き下し文

我家洗硯池頭樹 朶朶花開淡墨痕 不要人誇好顔色 只留清気満乾坤

我が家 硯を洗ふ池頭の樹

朶朶だだ 花開いて淡墨の痕あと

人の好顔色を誇るを要せず

只だ清気を留めて乾坤に満たしむ

現代語訳

わが家の硯を洗う池のほとりの梅の木。一輪一輪の花は淡い墨の跡のよう。人に美しい色だとほめてもらう必要はない。ただ清らかな香気を、天地いっぱいに満たしておきたい。

王冕(元)|七言絶句

添えの一首

逢雪宿芙蓉山主人 劉長卿
雪の夜、ともしびの家に帰る人がいる。