春分のさなか、昼と夜がひとしくなる頃に生まれたあなたへ
三月二十三日の詩箋

3月23日の詩箋:蘇軾「望江南」春未老、風細柳斜斜… 誕生の漢字〈柳〉

誕生の漢字

やなぎ
しなやかに受け流せる人
蘇軾 楽天家タイプ
雨の日も笑って歩ける人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「雀始巣」(すずめはじめてすくう)の頃。

書き下し文

春未老 風細柳斜斜 試上超然台上看 半壕春水一城花 休対故人思故国 且将新火試新茶 詩酒趁年華

春未だ老いず

風細やかにして柳斜斜たり

試みに超然台上に上りて看れば

半壕の春水 一城の花

故人に対して故国を思ふを休めよ

且しばらく新火を将もって新茶を試みん

詩酒 年華に趁のらん

(抄録)

現代語訳

春はまだ盛り。風はやわらかく柳はななめになびく。超然台に登って眺めると、堀の半分に春の水、町じゅうに花。旧友を前に故郷を思うのはやめよう。新しい火で新茶をいれて、詩と酒で若い季節を楽しもう。

蘇軾(北宋)|詞

添えの一首

憶江南 白居易
花は火より紅く、水は藍のように緑。