梅雨に入る頃に生まれたあなたへ
六月十一日の詩箋

6月11日の詩箋:曾幾「三衢道中」梅子黄時日日晴、小渓泛尽却山行… 誕生の漢字〈晴〉

誕生の漢字

はれ
雨のあとに笑える人
曾幾 旅人タイプ
新しい景色へ軽やかに出かける人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「腐草為螢」(くされたるくさほたるとなる)の頃。

書き下し文

梅子黄時日日晴 小渓泛尽却山行 緑陰不減来時路 添得黄鸝四五声

梅子黄なる時 日日晴る

小渓 泛うかび尽くして却って山行す

緑陰 減ぜず 来たりし時の路

添へ得たり 黄鸝こうり四五声

現代語訳

梅の実が黄ばむ頃なのに毎日よく晴れている。小川を舟で上りつめて、そこから山道を歩く。緑の木陰は来た時の道と変わらず深いが、高麗鶯の声が四つ五つ加わった。

曾幾(南宋)|七言絶句

添えの一首

送梓州李使君 王維
一夜の雨のあと、梢から百の滝。